男性性×女性性女性性と男性性に分かれ、自我が生まれる

 

この記事では、男性性と女性性のそれぞれについて知る前に、まずはこの二つの側面がはっきりと分かれてくる自我の成長時期について解説します。

もしあなたが今、

・人の考えと自分の考えの区別がつかなくなる
・他者の意見や評価を気にしすぎてしまう
・自分の感情と他者の感情の区別がつかなくなってしまう
・自分がはっきりとわからない
・自分にできることとできないこと、好きなことと嫌いなことがわからない
・自分の意見をはっきりと伝えられない

 

といった状態で困っているなら、きっとこれからの話がとても役に立つはずです。こんな自分を諦めずに、未来に向かって新しい計画を立てましょう。

 


 

まず、ここでは男性性と女性性がはっきりする時期に、自我の発達がすすむ、と考えています。男性性でも女性性でもない、まるごと一個の状態から、二つの側面が生まれだす時期です。

 

この時期に自我がはっきりとしてきます。内側の感覚と、外側の感覚が生まれます。自分と自分以外のものがはっきりしてくるのです。

 

他者との比較が生まれるのもこの時期ですし、「恥ずかしい」「情けない」「かっこ悪い」「ダメなことをした」といった、他者を意識した自己評価も同時に生まれます。

 

ものすごく簡単に言えば、この時期というのは『超自分中心』に生きる時期なんです。生きて良い時期なんです。そこで、まずはある結論から述べます。

 

自我ははっきりと生まれ、思い切り自我の成長プロセスを経ることが大切だ

 

男性性と女性性に分かれてくる時期をしっかり過ごせずに、阻害されてしまったり、邪魔が入ったり、中途半端になってしまうと、後々に問題が生じやすくなります。

 

自分と自分以外のものが違うのだ、違ってていいのだ、ということをしっかり理解する時期なのです。しかし、それがこの時期でしっかり完了しないと、自他の区別がはっきりしないまま成長してしまいます。

 

そうするとどのようなことが起きてしまうかというと・・・冒頭の例のように

・人の考えと自分の考えの区別がつかなくなる
・他者の意見や評価を気にしすぎてしまう
・自分の感情と他者の感情の区別がつかなくなってしまう
・自分がはっきりとわからない
・自分にできることとできないこと、好きなことと嫌いなことがわからない
・自分の意見をはっきりと伝えられない
・自分の価値がわからない
・居場所がないような気がする
・死んでしまうのではないかという恐怖がある
・物事を思い切り楽しめない

などなどといった状態に陥ってしまいやすくなります。

 

自己主張の大切さ

 

自我を思い切り前面に出すことは、つまり自己主張をするということです。

 

自分の独断的な意見を言い、自分だけの感覚を大事にし、他者のことなど一切考えずに、自分が一番すごい、と。長けている、と。

本来は誰にでもこの時期を過ごす必要があり、この時期に、自我の表現をやりきると、自我は成熟するのです。

 

とは言え、甘やかされる必要がある、というニュアンスではありません。頭ごなしの否定や、無関心さ、全否定ではなく、まずは聞き入れられ受け入れられ理解される、という体験が重要だということです。(その上での教育は必要かと)

 

自我が成熟すると、自分と自分以外のものがはっきり区別されているので、比較することがあっても、それに影響されすぎることはありません。

 

人の意見は人の意見として聞くことができ、自分の意見は必ずしも他の人とは違う、ということがわかります。

 

さらに、それで良いのだ、と。違っていていい、同じでなくてもいい、違うからといって否定や拒否をされているわけではない、ということを身を以て知るのです。

 

しかし、そうはいかない現状

 

とは言え、なかなか全員がそう成長できる環境がありません。この自我の成長をせき止めてしまう原因は様々です。

 

一般的には、成長するプロセスで関わっていた強き者たちとの関係性や、環境です。

 

強き者・・・両親や学校の先生、自分より強いとわかる人間(一般的には大人)

 

こういった人間関係や環境の中で、例えば頭ごなしに否定されたり、自己主張を全くさせてもらえなかったり、自分だけの考えや意見、感覚というのを全否定されてしまう、ということが起こると自我の成長がストップしてしまうのです。

 

あなたにももしかすると、そういった体験があったかもしれません。

 

成長がストップすると、自我ははっきりとせず、自分と自分以外の存在が曖昧なままとなってしまうので、どう他者と関わればいいのか、などがわからなくなってしまったり、恐れを抱いてしまったり、することが多くなります。そういったことが原因で、苦しんでしまうのです。

 

 

これがどう男性性と女性性と繋がるのかも、合わせてみていきましょう。

 

自我の成長と男性性・女性性

 

この記事において、男性性とは表現のことを指します。女性性は表現するその大元です。男性性は陽の気質で、女性性は陰の気質。

 

本来はこの二つがよく協力し合うことが大切なのですが、男性性と女性性の区別が曖昧だということは、白黒はっきりしていないので、グレーということに、なりますね。

 

灰色の景色、とは良い例えで、まさにグレーな状態でいてしまいます。

 

女性性が女性性を発揮できず、男性性は男性性をコントロールできない。そういった状態が、様々な葛藤が生きづらさを生み出します。

 

ここで、男性性と女性性を違う表現にしてみましょう。

 

男性性・・・才能、能力を発揮する表現力

女性性・・・存在力、存在感、存在意義

 

このように考えた場合、自我が成長する時期に、自分自身の存在と、自分自身の能力や才能は本来関係がないことなのだ、とわかることが重要です。

 

自分の存在価値と、自分の表現すること(ことばや行動)は、イコールではない、と。

 

自我の成長時期において、存在そのものを全肯定してもらった上で(女性性)、才能や能力を認めてもらったり引き出してもらったりする(男性性)といった体験を積むことによって、その人の内側の女性性も男性性もはっきり分かれてくるんです。

 

 

役割分担がはっきりしているチームはうまく稼働しますよね。自分だって同じで、男性性は男性性の役割、女性性は女性性の役割、それらどちらも大切なんだ、ということを体験を通して、実感を伴って理解する必要があるのです。

 

そういう環境にいられれば、またそういった体験が多ければ存在そのものと、才能や能力といった表面的なものは、分けて考えていいのだ、ということがわかります。

 

 

しかし、残念ながら全ての家庭環境や、学校環境などがそうではありません。これは、一見すると社会のせいにだとか両親のせいにだとか、教育のせいにすることになりますが、そう言ったことを主張したいわけではありません。

 

また、私は子育てをしたことがありませんので、そういった役割を持つ方たちに気をつけてほしいといった注意喚起のつもりもありません。

 

あくまでも、ここで伝えていきたいことは主に2つです。

 

自我がしっかり成長しないまま大人になってしまった可能性が高いよ

 

だから、もしピンとくるのならば、自分を過剰に責めないことが大切です。とはいえ、過去を責めても、誰や社会を責めても仕方ありません。

 

成長せず大人になってしまったのは、必ずしもあなただけが原因ではありません。

 

自分がはっきりしないのも、自分がわからなくなるのも、他者のことを気にしてしまうのも、あなたが弱いからとかあなたがダメだから、ではないのです。

 

過去に焦点を当てても根本的な解決には至らないから・・・仕組みや理由、理論を理解した上で、未来に向けて進みませんか?(という提案)

 

男性性と女性性がはっきり分かれていない状態だと役割分担できていないよ

 

役割分担できていないと、自分のことが感じられなかったり、感情が感じられなかったり、

 

言いたいことがうまくいえない、言いたいことを言っても誤解される・伝わらない、コミュニケーションが苦手、行動を起こしても結果が出ない、やる気や自信がない、自分のことがよくわからない・・・

 

といったことに悩まされますが、男性性と女性性をそれぞれに育てるのは、いつからやっても遅くはありません。

 

だから、自分のこと、自分の人生を諦めずに、未来に向けて進みませんか?(という提案)

 

そう、この二つだけなのです。

 


 

ここからはまとめとして、これまでの話をまた違った角度・表現で解説して、次の記事にうつりたいと思います。

まず・・・

・自我の成長時期というのがある。(大体は幼少期。アカデミックな話をすると記事の趣旨とずれるので、年齢等はあえて伏せます。)

 

・自我の成長時期に、男性性と女性性の側面が分かれる

 

・この成長時期というのは、ある種の我がままを世界に対して発揮する時期でもある

 

・自分だけの主張をし、自分だけの感覚を出し、自分だけのやり方をし、自分だけのこと・・という感じで自分中心に回る

 

・その時期に、全肯定される体験や、自分を尊重してくれる体験をすると自我は成長する

 

・自分と自分以外の区別がはっきりするので、影響されすぎない

 

・自我がたっぷり満たされると、自分以外のものを心から尊重することができるようになる

 

・この成長時期に、全否定されたり、存在を否定されたり、自我を否定されたり、制限や抑圧が強すぎると、自我の成長が止まる

 

・男性性と女性性がはっきりしないため役割分担ができない

 

・結果的に、男性性も育たず、女性性も育たない

 

・女性性が育たないと、自分の存在そのものに対する不信感や不安感が残る(生きていていいのか、生きている価値を感じられない)

 

・男性性が育たないと、自分の才能や能力を発揮できない(自信がない)またはコントロールできなくなる

 

・過去を振り返ってもしょうがないが、自分を責めていてもしょうがない

 

・むやみに自分のせいにせずに、未来に向けて自我や男性性・女性性を育てていこうぜ!

ということがこの記事のまとめでした。

次の記事からは、女性性の成長・成熟から始まり、男性性の成長・成熟の解説をします。

 

記事が更新されましたら公式LINE@でお知らせします。

 

シリーズ一覧

  1. 前の記事女性性と男性性とは?基本の記事
  2. この記事女性性と男性性に分かれ、自我が生まれる
  3. 2018年9月更新予定女性性の発達
  4. 2018年9月更新予定男性性の発達
  5. 2018年9月更新予定女性性が未熟だとどうなるか
  6. 2018年9月更新予定男性性が未熟だとどうなるか
  7. 2018年10月更新予定女性性と男性性が出会っていく
  8. 2018年10月更新予定女性性と男性性の擦り合わせ

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