暮らしの、あれこれ。
−Way of Life−

料理、インテリア、オススメの本、写真、ファッション、暮らすことへの考えかた…ハタユカを創るライフスタイルについて、綴るシリーズです。

 

 

8割ポンコツ計画

 

 

去年の年末に、仲良し4人組で忘年会をしていたときのこと。

 

 

突然、パッパラパーで生きよう!ということになった。

 

もつ鍋屋さんで決まる、2019年抱負・・・THEパッパラパー計画。

 

私は今年から何事においてもパッパラパーで生きようと決めたのだ。

 

 

だいたい、どこからどこまでがしっかりしていてちゃんとしていて、どこからどこまでがパッパラパーなのか、それは誰も決めることができないものだけど、

 

私は私なりのパッパラパーをやろう!と決めた。

 

そのままだとあまりにも軽快過ぎて、なんの計画だったかわからなくなったので、これを8割ポンコツ化計画と呼び直すことにした。(あまり変わっていないようにも思うが。)

 

 

そもそも話の発端は、自分が神経質すぎてそれによって疲れ果てている・・・というところからこの計画はスタートした。

 

すでに先陣を切っていた友人は、自分がパッパラパーになっていったことによって、どんな変化が訪れたのか、

 

店中の水蒸気が一掃されてしまうくらいの笑い声とともにシェアしてくれた。

 

もう一人の友人もまた、バリバリの経営者をやっていた状態から、少しずつ・・・いや、思い切っていきなり!

 

全てを手放したというもんだから、こりゃおったまげた話だなと思いながら、モツをほうばり、しみじみと考えた。

 

 

わたしはどうして、パッパラパーになれないのだろう。

 

 

そもそも、パッパラパーとは

 

 

ここでようやく、パッパラパーの定義をはっきりさせたいと思う。

 

パッパラパーとは?

 

物事を全て自分の力だけで完結しようとしたり、何かをしなければならないという呪縛に取り憑かれた状態で行うのではなく、もっと力を緩めてもっと信頼しあって、自分の本来すべきことに集中すること

 

 

つまり、パッパラパーに生きるということは、自分の中にある強迫観念や固定観念を一度疑い、それを手放して生きるということでもある。

 

それは何もしないということではなく、逆に言えば思い込みや固定観念に取り憑かれて、焦って物事を早め早めに取り組もうとせずに

 

もっと自然のタイミングを読むようにして生きる、ナチュラルなあり方のことでもある。

 

しかし、今までどこかしら力んで生きていた人やそれが習慣になっていた人にとっては、少しずつとかそういう変革ではなく、

 

思い切ってポンコツになる

 

くらいの勢いがないと、鎖のようなものは外れない。

 

他者に嫌われるかもしれないし、誤解されるかもしれないその恐れも、超えていく必要がある。

 

ガマンしない、遠慮しない、ちゃんとお願いする、頼む、協力し合う・・・

 

頭では十二分にわかっていることだけど、やろうと思えば思うほどそれもまた”ちゃんと”やろうとしてしまう。だから結局タスクが増えるのだ。

 

そんなタイプはパッパラパーでいる!と決めるくらいが、ちょうどいいということなのだ。特に何かを”つい”頑張ってしまう人はなおさら。

 

 

ポンコツの偉大さ

 

 

なんだかそう言われると抽象的なので、わたしの事例をあげてみようと思う。

 

たとえば仕事をするにしても。常に、あれをしなければこれをしなければ、あぁ・・・あれがまだだ、これがまだだ、という風に思考がグルグルすることがある。

 

もちろん、仕事には期限や締め切りもあるし、約束を守ることも大事だ。

 

でも、そういう状態において良き仕事ができた試しがない。

 

約束を守らないパッパラパーになるのではなく、そもそも約束をする時点で”わかったそぶり”や”できる風”をやらない、ということがとても大切だと思う。

 

必然的に約束は淘汰されていく。本当に重要なことしかやらない、という風に整理されていく。

 

自分がポンコツだと思えば、やれると思うことも減っていく。そもそもそんなにできない、もっとゆっくり歩こうっと。パッパラパーになることによって暮らしのペースが少しずつ緩やかになる。

 

 

焦りに任せて動いたとしても、本来持っている力を80%も発揮できないんじゃないかと思うが、これはわたし自身の体験によって生まれている。

 

自分のパフォーマンスは、焦りによってかなり落ちるということを幾度も体験しているし、その度に次こそは・・・と思うのだが。

 

 

さらに、大真面目になりすぎたり、何かを恐れすぎたり、自分や周りを信頼しすぎたりすると、物事の配分やタスクの調整ができずに、いっぱいいっぱいになってしまうこともある。

 

やる気に依存なんてしてしまったらもう大変で。

 

そんなものは街中に売ってもいないし、自分の好ましいタイミングでやってくることなんてない、気まぐれなやつだからだ。

 

 

そんなわけで、あまりにも神経質になっていたり、大真面目になっていたりすると、わたしのような根っからの真面目タイプ(ただの神経質でこわがり、ビビりなだけだが)はすぐにストレス過多になってしまう。

 

そんな状態では、周りのこともよく見えない。

 

ついつい、「自分ばかりが・・・」といった感覚になって、ますます周りと協力し合うことができなくなるのだ。

 

結局、気づいたら”自分にしかできない仕事”が増えてしまって(もちろんそんなことはないのだが、自分ではそう思えて仕方がなく)

 

頭の中が「やらなければ」で埋め尽くされてしまう。日々の喜びがはいる隙がまるでなくなってしまう。

 

本来自分は何をする人間なのか、その本質を見失ってあれもこれもそれも、となってしまうと、人生のお荷物が増えてしまう。

 

そんな状況になりやすい人にもオススメなのが、このパッパラパー戦略なのである。(何やらかっこよく書いたが結局はパッパラパーになるということだ)

 

 

キャパシティを履き違えない

 

 

あるときこんなことに気づいたことがある。

 

わたしって、本当はめちゃくちゃ仕事ができなくて、体力もなくて、気力も続かない人ではないか・・・自分に持っていた過信が崩れたときに、ひょっこり顔を出したのが、ポンコツなわたしだった。

 

そもそも、初めからそうなのであって、それを塗り潰すように理想の自分になろうと頑張っていた。

 

もっとできるはず、と思っていたし、もっとやらなきゃ、と思っていたし、まだまだこんなのは、と思っていた。

 

そういう時ほど周りの人がとてもよくできていて、とてもよくやっていて自分もそこに追いつけるのではないか、と錯覚を起こしていた。

 

 

自分のポンコツ具合に気づくということは、決して自分を責めるだとか自分をダメだとジャッジすることではなく、

 

なんだ、このくらいの気力と体力と精神力でいればいいんじゃん・・・という安堵感に近いものだった。

 

結局、人間の一人のキャパシティなんて大したことなくて、だからこそ仲間やチームがいるんだし、だからこそみんなで一緒にやっていこうとしているのだし。

 

わたしが自分のポンコツ具合を隠していると、周りの人もポンコツ具合を隠すようになる。

 

そうすると、ちょっと背伸びした無理のある自分たちでチームが出来上がっていく。

 

そんなチームによって作られた仕事は、もちろんチームが稼働しなくなったらおしまいになる。

 

一人でもポンコツを表に出したらポシャってしまう・・・そんなチーム、仕事は如何なものか。いいことないじゃないか!

 

もっと私たちは・・・いや、わたしは自然体のさらに上をいく超自然体に身を任せることが、全体にとっても大切なのではないかと

 

そんなことに気付かされたタイミングだったからこその、ポンコツ化計画。

 

 

おかしいな・・・数年前からずっとわかっていたことなのに・・・

そう思いながらも、人は本気の実体感が伴わないと、本当の”理解”にまで及ばないし、

 

本当の理解にまで及ぶと、自然と変化する力が湧いてくるものだなと改めて体感した。

 

 

8割くらいポンコツで、2割くらいがちょうどいいんじゃないか、ということで

 

今年はポンコツを閉じ込めずに、パッパラパーを表にだしていく1年に。

 

 

そして、少しずつ8割ポンコツ化計画の実態とそれによる変化を、シェアしていきたいと思う。

 

ビバ!ポンコツ!(オチ)

 

 

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