現象解剖学感情と感覚から見つける、自分へのメッセージ

 

あちこちで、自分を愛することの大切さが説かれています。

 

わたしも、ずっと、ずっと何年もの間、いろんな講座を通して自分を愛することを伝えているひとりです。

 

さて、今日はちょっとした豆知識(と書いたけど、全然豆レベルじゃない)、自分を愛するために重要なお話です。

 

 

まず、自分自身を愛するということが、どういうことなのかを知るために、私はこれらの項目が大切だと考えています。

 

思考

 

感情

 

感覚

 

無意識の解釈(現実への解釈)

 

無意識の存在定義(自分への解釈)

 

 

これらは一体、なんでしょう?少し解説しますね。

 

 


 

 

ここでいう思考とは、頭の中で聞こえる言葉のことを指します。あーでもない、こーでもない、と頭の中で喋っている言葉たちのこと。

 

感情は、シンプルにわかりやすい”気持ち”みたいなものですね。嬉しいとか、悲しいとか、さみしいとか、楽しいとか。胸あたりだけで感じることが多いです。

 

感覚は感情より、もう少し”体感”的なもの。居心地がいいとか、ホッとしているとか、もぞもぞするとか、モヤモヤするとか、重いとか、苦しいとか、軽いとか、そういった感じ。

 

胸辺りだけというより、身体全身で感じていることが多い。

 

 

感覚と感情は混在してしまいがちですが、例えば「嬉しいのにどこか罪悪感」という場合、嬉しい感情を感じながら、感覚ではどこか罪悪感のような「重さ」を感じていることになります。

 

感情と感覚は、だいたいセットですが、感情はないけれど感覚だけはある、ということもあります。

 

(例)

 

ただ心地よいだけ〜
なんか、軽い感じがする
よくわからないけれど、とても重い
Etc…

 

さて、

 

無意識の解釈(現実への解釈)とは、無意識のうちに今、どういう状況なのか、どういうことが起きているのか、現象に対する自分の思い込みです。

 

無意識なので、あえて意識してみないとほとんどわからないです。

 

そして、

 

無意識の存在定義(自分への解釈)とは、もっともっと気付かないところで自分自身に対して貼っているレッテルのことです。

 

自己定義、とも言います。

 

自分はどういう存在なのか、自分はどういう人間なのか。

 

それに対する思い込み(決めつけ)のことです。

 

寂しい、の本当の声とは?

 

例えば、Aさんの言動に対して”寂しい”と感じたとしましょう。この”寂しい”を感情とします。

 

さらに、寂しいと感じている時、感覚はモヤモヤしたり、不安な感覚になったり、気持ち悪かったり、居心地悪かったりしました。

 

この時の”感覚”は、”不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ”だとします。

 

 

寂しさを感じると、まるで『Aさんに対する寂しさ』だと思えますよね。

 

自分はAさんの言動によって、寂しさを感じさせられたというように思うことがほとんどだと思います。

 

 

しかし、この時の寂しさは実はAさんに対する寂しさではありません。

 

寂しいという感情は、”自分自身に対する感情”なのです。

 

 

実際に、同じシチュエーションになったとしても寂しい人と寂しくない人がいますよね。

 

同じことを言われた・されたとしても、人によって感じ方が違うということは、そもそもその現象そのものが本当の寂しい原因ではない、ということなのです。

 

 

この時に、Aさんの言動をどのように無意識的に解釈しているのか、探ってみます。

 

例えば、Aさんの言動を無意識のうちに

 

「それはつまり、私のことを大切にしていないってことだ」

 

と解釈していたとしましょう。

 

 

これが先ほどの”無意識の解釈(現実への解釈)”です。

 

 

ここからさらに、”無意識の存在定義(自分に対する解釈)”を見つけていきます。

 

Aさんの言動から「私のことを大切にしていない」と無意識に解釈し、さらに「私は大切にされない存在である」という存在定義をしていたとしましょう。

 

 

実は、「寂しい」という感情は、現実に対する解釈へのメッセージです。

 

「不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ」という感覚は、無意識にしている存在定義・自己定義に対するメッセージです。

 

 

少しまとめると、このようになりますね。

 

感情・・・寂しい

 

 

無意識の解釈(現実への解釈)・・・Aさんは私のことを大切にしていない、という解釈に対する寂しさ

 

 

感覚・・・不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ

 

 

無意識の存在定義(自分への解釈)・・・私は大切にされない存在だ、という存在定義に対する不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ

 

 

となります。

 

 

つまり、『全部、自分自身から自分自身へのメッセージ』なのです。

 

Aさんの言動やAさんという存在は、引き金でしかありませんし、きっかけでしかありません。

 

この寂しさや居心地の悪さ、不安を、Aさんが原因だとしてしまってAさんで解決しようとすると、いっときは安心するかもしれませんが、根本的には何も変わりません。

 

 

また同じような感情や感覚が、今度はBさんで、Cさんで、あるいは違う現象で再び起きてしまうのです。

 

 

どんな感情を感じてもOKをしよう

 

 

ただ、しっかり伝えておかなければいけないのは、誰かに対する感情を感じてはいけない、ということではありません。

 

他者を通して感情的になってはいけないわけでもないですし、どんな感情を感じてはいけないのか、いいのか、という基準もありません。

 

しかし・・・。

 

そういった感情をきっかけにして、自分自身からのメッセージを受け取ることができます。

 

そして、自分自身からのメッセージだとわかれば、そこから自分を愛するヒントを得られます。

 

 

自分自身を愛することで、安堵感や、自分の存在に対する安心感、信頼感、満たされる気持ち、幸福感というものを与えてくれます。

 

その上で、他者と、大切な人と、お付き合いしていけるともっと素敵ではありませんか?

 

 

私は、そういう提案をしたいと思っているのと、そういう提案をするために、心のことを伝えています。

 

 

今回のお話は、ちょっと慣れないと難しく感じるかもしれませんが、感情が落ち着いたときにゆっくり向き合ってみるといいのです。

 

 

では、先ほどの例を用いて、もうちょっとその先までみてみましょう。

 

このようになっていましたよね。

 

感情・・・寂しい

 

 

無意識の解釈(現実への解釈)・・・Aさんは私のことを大切にしていない、という解釈に対する寂しさ

 

 

感覚・・・不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ

 

 

無意識の存在定義(自分への解釈)・・・私は大切にされない存在だ、という存在定義に対する不安や、気持ち悪さ、居心地悪さ

 

 

これらが分かったらどうするか?この先どうしたらいいのか?

 

そう焦る気持ちもあるかもしれませんが、ちょっとその前に男性性と女性性のお話を軽くしましょう。

 

 

男性性は、言葉や思考を司ります。物事を解釈するのも、判断するのも、自分を解釈したり、自分を定義づける(決めつける)のも、すべて男性性です。

 

 

そして、女性性は存在そのものです。自分の本性と言ってもいいですし、自分のコアと繋がっています。感覚的な分野を司っています。エネルギーの源でもあります。

 

 

しかし、女性性は残念ながら(?)日本語が喋れません(笑)

 

もちろん日本語だけではなく、言語を使いません。だから全て、メッセージは感覚で伝えてくれます。

 

 

男性性(思考)が女性性(存在)に対して、あるがままに受け入れずに否定をすると、女性性はとても悲しみますし、傷つきます。

 

男性性がコアな自分(自分の本質)を見てくれないと、女性性(存在)はとても嫌がりますし、ときには怒りさえ覚えます。

 

 

先ほどの例でも出たように、”寂しさ”の感情や”不安・気持ち悪さ・居心地の悪さ”は、全て女性性から男性性へのメッセージなのです。

 

決して、Aさんに対するメッセージではないのですね。

 

 

存在(女性性)は、もう一人の自分(男性性)に対して”のみ”、メッセージを送り続けるのです。

 

しかし、私たちの思考はどうでしょう?

 

 

誰かのことばかり考えていたり、
自分の心を無視した仕事についてばかり思考していたり、
他者の目を気にしていたり、
自分以外の人から愛されたいとか承認されたいと、考えていたり・・・

 

 

男性性(思考)がね、全く女性性(存在)に対して力を注がないんですよ。

 

 

回り回って自分のためになる、とは分かっているけれど、女性性からしたらそんなのどうでもいいの(笑)

 

3年後の幸せよりも、”今”わたしを見て!

 

”今”わたしの声を聞いて!

 

”今”わたしの側にいて!

 

 

それが、自分の存在が求めていることです。

 

 

そう、男性性が望む3年後の幸せよりも、ね。

 

 

思考のベクトルを自分に向けてみよう

 

 

だから、まずは男性性のベクトルを、外から内側に向けるんですね。

 

思考を、自分の方に向けて、ジャッジするのではなく「今、何が起きているのだろう?」と、興味を持つことは大切。

 

男性性が女性性からのメッセージを聞こう、受け入れよう、と思わない限り、ずっと外を向いてしまいますから。

 

 

さらに、女性性は男性性とちがうコミュニケーションを取ります。

 

言葉で教えてくれたらどんなに楽か・・・と、わたしたちの中にいる男性性は思っているでしょうね(笑)

 

 

しかし、女性性は言葉を使えません。だから、エネルギーとか感覚とか、雰囲気とか(笑)で必死に伝えるしかないのです。

 

もし、その女性性の伝えているエネルギーを、男性性が間違って解釈したら・・・?

 

きっと、わたしたちの中にいる女性性は『ちがう!!!』となりますよね。

 

あるいは、男性性が焦って『早く!早く!早く教えてよ!!』となっていたら、どうでしょうか。

 

わたしが女性性なら、萎えてしまって『もういいよ・・・』となってしまうでしょう。(笑)

 

 

自分の気持ちがわからなくて苦しいとき、自分を無意識に責めていないか、焦っていたり、自分に思考のベクトルを向けてはいるものの、自分を怒っていないか?要チェックですね。

 

 

例えば、自分の本音を探る時なんてまさにそうです。

 

本音を探るとき、自分の感じていることや考えていることを”言語化しよう”と誰もが試みます。

 

 

でも、感じているエネルギーを言葉にしてみても、なんかちょっとちがうな・・・

 

と思うことありますよね。

 

 

これってつまり、男性性が女性性からくるエネルギーを正確に受け取れておらず、ちゃんと女性性の声を聞こえていない証拠なんです。

 

 

だから、”しっくり”とか”スッキリ”とか”安心”とか”嬉しい”というエネルギーが湧いてくるまで、言葉を見つけ、言葉を探し、感覚に焦点を当て続けなければいけません。

 

 

その作業はまるで、異星人とひたすらコミュニケーションを取るよう(笑)

 

だって、最初の方は必ず、男性性からしたら女性性が何を言っているのかなんて、さっぱりなんですもの(笑)

 

 

でもね、そこでやめてしまってはいけないの。これは、自分を愛するために必要なコミュニケーションなの。

 

わたしたちの男性性(思考)が未熟だと、女性性からのメッセージ(感覚)にずっと耳を傾けられない。

 

『それよりも大事なことがあるんだ、後にしてくれ』といって、必死にメッセージを伝えている女性性を放置し、

 

男性性が”勝手に思い込んでいる”

 

重要なことや仕事を、やりがたってしまうのです。(で、結局満たされないのよね。)

 

 

いつしか、自分の中の分裂(男性性と女性性の分裂)は大きくなり、そのうち自分の感覚も感情も、わからなくなることがあるでしょう。

 

それって、心を失うと同じことですよね。

 

 

ただ、誰でもどこからでも、自分とのコミュニケーションをとることはできます。

 

もうそうせざるを得ない・・・!というところまで追い詰められることもあるけど(男性性が。笑)

 

そうなっていなくても、自分との対話をいつどこからでも、始めることができるのです。

 

 

まずは、感情を恐れないこと。大丈夫、何がきても、あなたがそれをしっかり聞こう、と心がければ大丈夫。

 

女性性は解決を求めていません。あなたの存在からやってくるメッセージが、どれほどネガティブな感情であったとしても、

 

あなたの存在は、ただあなたに聞いて欲しいだけ。

 

 

妄想や幻想に取り憑かれているあなたに対して、「それはちがう」「それはわたしの本当の姿ではない」「私の体験していることではない」と、男性性に知って欲しいだけなのです。

 

 

そうだと理解したなら、今日から感情に耳をすませ、あなたの存在そのものからやってくるメッセージを聞いてみてください。

 

それが聞きやすくなるようにするためだけに、知識があります。

 

 

正しい人間になるために、心の勉強をするのではありません。あなた自身の存在に戻り、あなた自身の存在と共に過ごし、

 

そして、あなた自身の存在からメッセージを聞きやすくなるために、心の勉強があるとわたしは常々思っています。

 

今日の記事は、その参考になれば、と思って書きました。

 

 

ぜひ、ご自身で書き出すなり、ワークをするなり、してみてくださいね。

 

 

 

 

※本記事は、4月20日配信のインスパイアニュースレター『感情的な願望と、コアな願望の違い』の一部です。

 

こちらも気になる方は、ぜひご購読くださいませ。

 

 

インスパイアニュースレターについて

 

 

▼インスパイアニュースレターのバックナンバー販売開始しました!

 

 

バックナンバー販売はこちらから

 

 

※男性性と女性性を育てていく、オリジナル講座が5月からスタート予定です。ご興味ある方は、こちらのメルマガにご登録して、ご案内をお待ちください!

 

 

潜在意識デザイン協会のメルマガはこちら

 

 

LINEで送る

最近チェックしたコンテンツ

BOOKS -著書一覧

もっと見る
秦由佳 Twitter FaceBook LINE@
秦由佳について
Top Page About Works  └ 株式会社 KOKUMI  └ ライフスタイルブランド sophia philein  └ 一般社団法人 潜在数秘術 ®︎ 協会  └ 一般社団法人 潜在意識デザイン協会  └ RYC メソッド ®︎  └ 潜在意識デザイン ®︎  └ 潜在意識メイキング
読む・学ぶ
Blog Journal Books
最新情報を知る
News Mail Magazine
製品
Products
SNSでフォロー
ハタユカラボLine@ 秦由佳Facebook 秦由佳Twitter