5月配信のインスパイアニュースレターを一部抜粋して公開しております。(5月23日23:59までのご購読)


前半

■自分の身に起きている真実を知る
■すべての人に“トラウマからの解放”を捧げたいほどだ!
■まず前置きとして
■愛と喪失と、精神的な死
■過去を癒す、手放す、というのはつまり
■人生はレストラン経営!?脳の各部位について
 ●前頭前皮質
 ●大脳辺縁系
 ●脳幹
 ●視床
 ●扁桃体と海馬
■“ことば”の限界
■段階によって違う、“トラウマの影響”

後半

■トラウマからの回復5段階
1、失感情症の段階
2、無力感・無価値観・無効力感の段階
3、自己嫌悪感の段階
4、屈辱・恨み・憤り(怒り)・悔しさの段階
5、深い悲しみ・痛み・孤独の段階
■そして受容、許し、癒し、再生
■この流れを逆に捉えてみる
■抑圧やコントロールされてきたことを再体験し安心と許可を与え続ける
■最後に

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自分の身に起きている真実を知る

 

 

「セラピーを効果的にするものは、深く主観的な共感、そして、これは真実だ、これは正しいという、体に宿る深い感覚です。」

 

(引用:身体はトラウマを記録する-脳・心・体のつながりと回復のための手法-ベッセル・ヴァン・デア・コーク著)

 

 

私はこの表現に深くうなずいた。

 

そう、自分を癒し自分の脳と心と身体、精神のつながりを回復するための“セラピー”は実にたくさんの手法があるが、それのどれもが『深く主観的な共感、そして、これは真実だ、これは正しいという、体に宿る深い感覚』を必要とする。

 

 

私もまた、自分でボディワークを開発していく最中で、何度も深い癒しと、自分の心や身体が教えてくれる“知恵”に感動をした。

 

若い頃はとにかくずっと、何か重要なことをしなければいけないと思い込んでいた。誰かのためにならなければいけない、価値がある人間だと思われ続けなければならない、という強迫観念がどうしても抜けきれなかった。

 

 

自身のパニック的な発作や、心身の不安定さ、強迫観念や望まない妄想イメージの脅威・・・それらは私の探究心と結びついて、人体実験をしながら真実を見つけることへ邁進させた。

 

 

わたしは、とにかく知りたい、と思った。

 

 

理不尽なこの感覚。自分の意思でコントロールできない怒りはなぜ起こるのか?

 

私の中から消えてくれない記憶や声・・・。そして、いつも追いかけられているような気がしてしまう、“囚われ”感。

 

私はけっして、それらに対して強いわけではなかった。だけど、意志だけはあった。自分のことだから、自分の人生だから。自分の心と身体だから!

 

 

誰よりも深く、私は私のことを知りたい。治したいとか変えたいとかではなく、「私の身に何が起きているのか、その真実」に迫っているうちに、“トラウマ研究”に行き着いた。

 

 

すべての人に“トラウマからの解放”を捧げたいほどだ!

 

 

今回、トラウマ体験とそれにまつわる考察をテーマにしたのは、「全ての人には何かしらのトラウマによる悲劇が起き続けている」と思ったからだ。

 

 

一見するとこのテーマは重く、精神的な問題を抱えている“人だけ”に関係があると思える。

 

しかし私は、すべての人に“トラウマからの解放”を捧げたいほど、重要なことだと考えている。

 

中学生や高校生頃から学んでもいいと思っている。そうすればきっと、過剰に自分のせいにしたり、自暴自棄になったり、憤りを別の方法で発散しないだろう。

 

 

多くの場合は、精神的な苦痛を感じていても、それが社会生活を過ごすことに大きな影響を与えなければ自分にはトラウマという言葉はあまり関係ないと思ってしまう。

 

 

あるいは、トラウマはあるだろうけれど、それらは“常識外れの体験”をした人だけのものであり、自分なんか大した体験をしているわけではないから・・・と、分けて考えることもある。

 

 

トラウマ体験と、それが人生に与える影響、そしてそれらにまつわる理解を得ることは、誰にでも意味を持ち、そしてポジティブな効果をもたらすと私は確信している。

 

ブログなどには書きにくいテーマでもあるため、インスパイアニュースレターでお届けしていきたい。

 

 

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さて、愛と喪失と、精神的な死と。トラウマ体験はほぼ、この3種類に分けられる。

 

 

愛にまつわるトラウマと。喪失にまつわるトラウマと。精神的な死(己を殺してしまうこと)にまつわるトラウマ、のどれかに分類することが可能だ。

 

どの体験がトラウマになっているのか?今思い出せるかどうかは関係ないし、必死になって思い出す必要もない。

 

ただ、不安になったり恐れたり、必要がないとわかっていても心配したりイライラしたりすることがあって、そんな内的感覚に苦しいと感じることがあるならば、きっと愛か喪失か、精神的な死にまつわる衝撃的で恐ろしい体験をしたのだろう。(深く考えすぎずに、今はそのくらいの把握で大丈夫だ。)

 

 

トラウマとなるような体験を私たちがすると、それらは記録され、自分の意思とは関わらず繰り返し再現される。

 

頭では過去のことだとわかって割り切ったことであっても、覚えてしまった“体感覚”や“反応”は、ちょっとした音や匂い、シチュエーションや雰囲気、特定のエネルギーや空間などでいつでも“イマココ”に呼び覚まされる。

 

 

まるで“今起きている”かのように感じられるが、残念ながら理性的な脳はトラウマ体験を記憶しておらず、さらに言えばそれが過去の記憶であるとは認識できない。

 

理性的な脳は、私たちが思わぬきっかけによってトラウマ体験が思い起こされると、その反応や体感、フラッシュバックなどをどう処理したらいいのか分からない。

 

 

もしかしたらあなたも経験したことがあるかもしれない。

 

何かがきっかけで突然頭が真っ白になり、パニック状態になってしまったり。

急に身体が硬直して思うようにいかなかったり。

理性的でいられずに怒りがおさまらず、思わず感情的になってしまったり。

衝動が抑えられなくなって自分が怖くなったり。

 

 

あるいは、

 

 

何も感じられなくなり自分のことが分からなくなる

感情が全く感じられない

すべてが無機質な感じがする

何でもかんでも自分のせいにしてしまう

どうしても嫌なイメージが頭から離れない

ネガティブな感情が起こるとすぐに飲み込まれてしまう

 

といったことは、ないだろうか。

 

 

身体的なことで言えば、

 

 

満腹になっても食べ過ぎてしまう

慢性的に身体が思うように動かずとても重い

自律神経失調症のような状態が続いている

過度の敏感状態になっている

身体のコリがひどい

不眠が続く・睡眠が取れない(or眠気が強すぎる)

 

 

といった日常的にあるようなことも実は、トラウマ体験が深く絡んでいる。

 

 

なぜなら、気づかないくらいのストレスを私たちは過去から受けているからだ。こういった身体的な不調の原因も、積み重なるストレスや緊張の場合が多い。

 

 

もちろん、その人の性質だとか性格だとかも関係しているが、このような感覚になってしまうのもトラウマ体験(と、脳の仕組みなど)が関係している。

 

大なり小なり誰でもトラウマ体験を記憶している。トラウマ体験によって生まれた脳への影響によって、私たちは苦しめられているのだ。

 

 

過去を癒す、手放す、というのはつまり

 

 

過去を振り返り、それを癒すこと。一見するとそれは大切なことのように思えるが、本当に重要なのは

 

それらを通して“主体性を取り戻すこと”である。

 

自分が受けたトラウマ的な体験を受け入れようと頑張りすぎる人がいる。認めよう、許そうとしたり、なかったことと大人ぶって割り切ったりすることで、なんとか回避しようとする人もいる。

 

 

しかし、過去と向き合うことよりも大切なのは、

 

そういった体験によって自分の身に何が起きたかを知り、そこからどうやって再び自分の主導権(主体性)を取り戻せるのかを学ぶことである。

 

決して他者を許すとか、過去を手放すこと“だけ”がメインの目的ではない。

 

 

過去は過去、と割り切れなくても、思い出すたび胸が痛くなって恨みでいっぱいになるとしても、それに対して堂々としていられ、過去に主導権を渡すのではなくすぐさま『自分の人生はいつでも自分で決めることができる』と、我を取り戻すことができたなら、

 

 

そういう意味では“トラウマ克服”と言えるだろう。

 

 

ネガティブな反応や、追体験が起こらないことが大事なのではない。もちろん望ましいが、そういうことが起きても自分を見失わないでいられることを目指す、というゴールで良いのだ。

 

 

小さなことでも、今自分の中ではこういうことが起きているんだ、と捉え得られるようになれれば、ずいぶんと気が楽になる。

 

トラウマ体験からの回復とは、つまり自分のことを取り戻すことであり。それはつまり『分裂した自己感覚を統合し、自分の内側が繋がりを持つこと』だと言える。

 

 

もし何も知らなければ、自分のことをおかしい人間だと思ってしまったり、病んでいるのではないかと思ったり、責めるしかなく落ち込んでしまったりするだろう。

 

あるいは身近な人に対しても、理解ができずに苦しむこともある。そういう風に自分を思わなくていい、というのが私の持論であり伝えたいことだ。

 

 

どうしてそんなことをするのだろう?
どうしてこんなことになってしまうのだろう?

 

 

そのような自分への・他者への疑問と、理解ができるようになる喜びがトラウマに関して学ぶことの恩恵だと私考えている。

 

そこで、まずはごく簡潔にトラウマと脳と心・身体の関係性を整理したい。

 

(中略)

 

 

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さて、ここからは前半レポートにおいて大切な要点を先に載せておく。これらを意識しながら読み進めていくと、理解の助けになるはず。自分という存在を、ひとつのレストランだと想像してみよう。

 

 

・トラウマを追うと、自分の新しい経験を自分の人生に統合できなくなる。いつまでも過去に囚われ続けてしまい、新しい経験もすべて過去に汚染されてしまう。

 

 

(例)どれだけ幸せな恋愛をしても愛されている実感が得られず不安がつきまとう。どれだけお金を稼いでも自分には価値がないとしか思えず、強迫観念が強いまま。

 

 

・トラウマスイッチが押されると、あらかじめプログラムされた身体的避難計画が自動的に作動する。まるで避難訓練が頻繁に、かつ予期せぬタイミングで起こってしまい仕事が中断ばかりしてしまうようだ。

 

 

・トラウマ侵食された脳が主導権を握ると、高次の脳(意識ある心)が停止しやすくなる。物事を冷静に判断できなくなり、分裂した感覚になる。時間感覚もなくなり、繋がりを失う。

 

 

・トラウマスイッチは、外側で起こる特定の引き金だけではなく様々な精神的な問題によっても押される。

 

 

(例)自分の行動と必要性が一致しない時。人間関係の破綻(死別・別れ・喪失)

 

身体が緊張や硬直をしてしまって動けなくなる時。自分の思考で描いたプロセスと行動や結果が異なると、怒りが止まらない、パニックになるなども。

 

 

余談・・・

 

自分の思った通りにならないとイライラして怒りが爆発してしまう人っているけれど、その人もトラウマスイッチが自動的に押されてしまって、内的な感覚がパニックを起こしていると想像してみると分かりやすい。車に乗って渋滞に引っかかった時などに出てくる暴言や破壊衝動などもこのパターンである。

 

 

・強い怒りや悲しみ、恐れによって情動が活性化し、前頭葉の活動が低下する。料理長はポンコツになる。人が感情的になって支離滅裂なことを言ったり吐き捨ててしまったりした後に、ふと後悔するのは、情動が主導権を握っているときに、理性が働かないシステムになっているから。

 

 

(中略)

 

などなど・・・

 

少しイメージが湧いただろうか?

 

 


 

 

特に重要なのは・・・・・・・・・

 

 

ここから先は5月配信のインスパイアニュースレターでお楽しみください。

 

 

前半

■自分の身に起きている真実を知る
■すべての人に“トラウマからの解放”を捧げたいほどだ!
■まず前置きとして
■愛と喪失と、精神的な死
■過去を癒す、手放す、というのはつまり
■人生はレストラン経営!?脳の各部位について
 ●前頭前皮質
 ●大脳辺縁系
 ●脳幹
 ●視床
 ●扁桃体と海馬
■“ことば”の限界
■段階によって違う、“トラウマの影響”

後半

■トラウマからの回復5段階
1、失感情症の段階
2、無力感・無価値観・無効力感の段階
3、自己嫌悪感の段階
4、屈辱・恨み・憤り(怒り)・悔しさの段階
5、深い悲しみ・痛み・孤独の段階
■そして受容、許し、癒し、再生
■この流れを逆に捉えてみる
■抑圧やコントロールされてきたことを再体験し安心と許可を与え続ける
■最後に

毎月1回、秦由佳のもっとも注目しているテーマをニュースレターで配信しています。内容は通常のメルマガよりもしっかりしたレポートのようなものとなっております。

 

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