時間とお金と働きがいのある仕事をしよう

このページは、2018年10月27日に開催した創職ラボラトリーセミナーの一部資料を公開しております。

創職ラボラトリーの考え方をあらわす、独自のコンテンツや問いかけ集、解説音声などがまとまっているページです。随時更新されます。

創職ラボラトリーって?

時間があって、お金があって、働きがいがある、そんな職を創ることについて考え、実践し、研究するラボです。株式会社KOKUMI秦由佳が主催しております。

現在公開している無料レッスン

NEW!
2019年7月5日に新しく『お金と時間ないないタイプわけ解説』が更新されました。こちらは以前公開したものの加筆修正版となります。


  1. NEW!お金と時間ないないタイプわけ解説
  2. ヴィジョンをつくる10の質問
  3. マイルールをつくる8つの戦略
  4. マイポジションをつくる8つの役割
  5. 過去を未来に生かす過去貯金のおろし方

配信した音声ファイル

2018年10月27日開催ずみの体験セミナー用に配信した音声ですが、参考になると思いますので公開致します。内容はセミナー案内も含まれておりますのでその点はご了承ください。

10の質問&キーワード解説

音声その1:10の質問について解説

音声その2:時間とお金を奪うキーワード前半解説

8つの戦略 解説音声

アップロードは動画形式ですが音声のみです。

音声その1それぞれのポジションってどんな感じ?

音声その2自分のポジションを知って専門性につなげる、とは?

なぜ、時間とお金がないのだろう?タイプ別解説

まず、あなたは、物理的に時間がないタイプですか?物質的にお金がないタイプですか? それとも、心理的に時間やお金がないタイプですか?

まずはそれをしっかり自覚することが大切です。

物理的に足りない、少ない、なのか。精神的に追われている、不安や焦りが強いだけなのか。それを自覚することで、ここから先のレクチャーはより参考になるでしょう。

今回レクチャーでは、以前書いたブログ記事を加筆・修正した内容とともに、タイプ分けの解説をします。

お金・時間ない4つのタイプわけ

あなたは、どのタイプですか?解説をヒントに、自分の中でバランスを取り、時間とお金を守る工夫をしてみてくださいね。


他のタイプと混在していることもあります。自分を否定しなくていい、大丈夫です。 どうしたらいい、の前にそんな自分を笑い飛ばしてください。 そんな自分、かわいいね、って思ってあげてくださいね。



お金ないない4タイプ



生活レベルを落としたくない、自分のやりたいことをやれない不自由さがいやだ、我慢したくない、みすぼらしいのはいやだ、周りの目を気にしている、貧乏だと思われたくない、かっこ悪いことがしたくない・・・といった潜在的な気持ちがあり、それによってお金を使い過ぎてしまうタイプ。見栄を張ってしまうので、ついつい身の丈に合わないお金の使い方をしてしまうタイプ。

心のどこかでは自分をまだまだだと卑下していたり、バカにしていたりする潜在的な気持ちもあるが、それに気づけていないことも多い。また、自分のプライドを高めてくれるものは好きだが、それ以外のものは嫌うため、気づくと好きなものを追いかけるとどうしてもお金がかかる、といった現象になる。

本当は好きなことをやるのに、お金が必ずしも必要ではないかもしれないが、基本的なコストがものすごく高くついてしまう。

プライドが邪魔タイプさんはとにかく、等身大の自分をありのままに受け入れて、認めること。そして、等身大のありのままのあなたと、しっかりと見てくれて、大切にしてくれていて、カッコつけていない・強がってもいない、普通のあなたを望んでいる他者がいることに気づくと良い。

生活そのものがカツカツになりがちなタイプ。そもそも生きるために必要な時間とお金を確保するのが精一杯になりがち(あるいはそういう状態)のタイプ。生命力が落ちているので、承認欲求や自己実現欲の前に、まずは余裕を持って安心して毎日暮らせることが重要なタイプ。

そもそも生きているだけで素晴らしいと思ってみよう。カツカツでも、ちゃんと生きていけていることが重要だ。人間として、ひとりの個人として何か重要なことができていないと感じていても、まずは生きていると言うだけでも十分なのではないだろうか。生命力不足タイプは身体的な問題の場合もあるが、だいたいはひとりの人間として生きていくことを、どこか小さく見積もっている。

自分なんて・・・たいしたことない・・・と思うことで身を守る、エネルギーを消費しないようにしてしまいがち。

まずは、欲を感じるレッスンをしてみよう。毎日の中で、食欲から感じてみよう。次に、物欲なども感じてみよう。意味があるかないか、ではなく、自分の好きなことは好きだし、嫌いなことは嫌い、でいいのだ。それが大切なんだ、と感情や欲求を復活させることが肝となる。

また、このタイプはまずグラウンディング力が弱い傾向があるので、身体を整えることや、下半身を鍛えることから始めても良い。

使っていることに対する罪悪感が強いタイプ。あるいはお金をうまく使えていないのではないか、と自分に対して罪悪感があるタイプ。(でも結局使ってしまう)自分は常に無駄なことにお金を使っているのではないか、それで誰かを困らせたり、誰かに苦労させているのではないか、といった罪悪感がある。また、自己否定を自分を守る手段にしてしまっているタイプ。

罪悪感は優しさが変形して、歪んでしまった愛情の形だと私は思っている。自分を罪人にすることで、償いをすることで、愛情を与えようとしているのかもしれないが、結局は自己防衛でしかない。罪悪感を抱きやすいこのタイプはとにかく、自分が使ったお金は必ず誰かの元に行き、その人の豊かさになるのだということを、日々意識すると良い。

償いの意識で他者貢献はできない。底にあるのが優しさならば、それを違う形にしようと決意する必要がある。誰かが許してくれるのを待っていてもしょうがないし、だいたい解消されない罪悪感なんてほとんどの確率で、”すでに許されていること”なのだ。なぜなら今、あなたは生きているから。

罪を犯したと思っているし、お金を使うことやもらうことは罪だと思っているかもしれないが、それでもあなたは生かされている。そして許されているから、そこにいるのだ。これからどういう気持ちでお金を使おうか、もらおうか。そんなことをイメージするといいタイプ。

そもそも資本主義社会が合っていない。お金を稼ぐということや、より多くの収入を得ること、貯金をしておくということに違和感が強いタイプ。お金というものが自分に合わない、あるいは資本主義社会の中で競争に揉まれながら生きていくことが、そもそも息苦しいタイプ。どこか違う国や、小さな村にこもりたい、と心で思っているタイプ。所有するのがそもそも苦手なことが多い。

資本主義社会特有の同調圧力や、競争意識、略奪や嘘といった、自然でないものに対する過剰反応があるため、とにかくそのような社会から本格的に離れる決意をするか、その社会を受け入れるか、どのどちらかを決めることが重要。

時代は個人を待ってはくれない。だからこそ、このタイプは特に生きづらさを感じやすいのだから、もっと自分のマイノリティーな部分を大切にした、自分だけの経済圏や働き方、環境、所属コミュニティを持つ必要があるのだ。

具体的に環境を変えることや、関わる人を変える、同じタイプで先をゆく先輩を見つけることや、自分のマイノリティーを守る必要がある。それは大切にしていい秘境なのだ。



時間ないない4タイプ



頭の中のやりたいことや、やらなければいけないと予想していることが多すぎタイプ。また、実際にちょこまかやることが多すぎて、うまく周りに頼れなかったり、自分だけで頑張りすぎて抱え込みすぎるタイプ。頭の中だけでやりたいことがイメージできることも多いので、想像力や妄想力が高いこともあるが、それをうまくコントロールできていないタイプ。先回り型、準備万端にしようとするタイプ。

このタイプはまず、整理する習慣をつけないといけない。自分の脳みそや思考力、身体的なキャパシティを勘違いしている可能性も高いので、気づいたら感情が溜まっていた、なんてことが多い。

可能なら、毎週自分のやりたいことを、頭の中ではなく紙に書き出して視覚化すること。そうすると、整理ができる。先週と内容が変わっているかもしれない。変わったのならば、それはたいしてやりたいことじゃなかった、ということだ。

また、整理をするというのは、基本的に増えすぎてしまう確率が高いから、積極的に減らすためである。やらなくていいこと、本当にやりたいわけではないこと、などを頭の中から紙に出して、整理する習慣をつけてみよう。

それともう一つ。頼れる人リストをつける習慣を持つと良い。感情的な変化によって、今日は頼れたりあしたは頼れなかったりするのがこのタイプ。でも、いつだって本当は身の回りに協力者がいるのだということを、忘れてはいけない。そのために、名前を書いて顔を思い出す時間くらいは習慣化していこう。

NOが言えない、断れない、人の分までお節介でやってしまうタイプ。荷物背負いすぎの場合が多く、そのほとんどは自分が必ずしもやらなくてもいいことが多い。人の仕事を手伝ったり、他者の誘いを断れずに予定やタスクが増えることが多い。自分のキャパシティを勘違いするので、その時はよくても、急に疲れたり、急にガタがきてしまって、後から気づくタイプ。

このタイプは、良かれと思って他者の分まで荷物を持ってしまう。他者の考えるべきことまで勝手に考えている。あの人はこうすればいいのに、とかどうしたらあの人は変わるのだろうか、とか。自分の善かれが、人にとっては「よかった」にならない場合もある、ということに対して盲目的になりやすい。

また、誰かの役に立っていないと不安だという恐れがあったり、居場所に対するコンプレックスもある。人に求められなければ生きている価値がない、くらいに本気で思っているかもしれない。

まずはその、他者との関係性や居場所に関する恐れに気づいてみよう。自分は無理してまで誰かと繋がらなければ、帰るホームがないと思っているのか?他者の分まで荷物を背負えば、なんとか一緒に居られるし裏切られない、嫌われない、捨てられない、と思っているのだろうか?

恐れに気づいたら、自分で自分の居場所になってあげること。人のことの前に自分のことをやろうと決めてみてほしい。自分というひとりの面倒を見るだけでも十分、たいへん充実した仕事なのだから。

グラウンディング力が弱いため、意識が身体から抜けやすいタイプ。意識が身体から抜けていると、気づかぬうちにボーッとして時間だけが過ぎ去ってしまうので、時間がなくなって足りない、と思ってしまうタイプ。また、何か実際の行動にうつそうと思っても、気づいたら意識が他の世界に飛んでいて、時間が過ぎていることがあり、なかなか計画通りに物事が進まないことも多い。

このタイプは、溶けてしまいやすいタイプでもある。時空間に溶けてしまう。イメージの中に溶けてしまう。妄想や想像の世界に溶けてしまう。そういった素質は、才能である。しかし、問題なのはそれをコントロールすることができていない、という点である。

”溶ける時間だ”と決めて、自分の意思を持つこと。時間や生命活動に、意志を持つこと。自分の意志はいつもどこにあるだろう?意志が反映されている現実はあるだろうか?流れに任せて〜と聞こえの良いように、意志のなさをカバーすることになっていないだろうか?

意志を持つということは固くなることではない。流されるだけではそれはただ呼吸をしている物体になってしまう。命というのは現象のことであり、現象というのはそこに解釈があるということ。解釈があるということは意志があるということ。 意志がなければ、何もかもがただの物質・情報でしかなくなるのだ。世界に色をつけるのはあなたの意志。そう、今一度気づいて欲しい。

見切りをつけるのが苦手なタイプ。切り上げ下手だったりするので、今、このタイミング!というのを逃してしまうことが多い。また、万が一に備えて・・・といった不安も多いので、準備をだらだらとしてしまい、気づいたら本番がなかなかやってこない、ということもある。見切りをつけるのが下手なため、物事を選択する時間が長く、余計な迷いや考えにぐるぐるしてしまいがちなタイプ。

だらだらタイプは割と、だらだらするのが好き、といったところがあるため、なかな厄介である(個人的感想) 人生何もかもシャキシャキッと!無駄なく!意義のある時間を!・・・とまでは言わないけれど、だらだらとして時間を浪費してしまって自分が幸せならいいだろう。

このタイプは見切りがつけられないことが多いのだが、だいたいは何かを決めることに対する基準やマイルールがない。決断をするということは自分の中に、基準や軸があってこそできる。マイルールをつくるというのは例えば、「迷ったら考えるのをやめる」とか「だらだらしだしたら背伸びする」とか「決められない時は嫌な方を選ぶ」とか、そういった約束事のこと。

だらだらしてしまう人はこのルールがなさすぎるし、ルールに縛られることも嫌がることが多いが。なさすぎても、本当にただ時間が過ぎていくだけだから、自分だけの切り替え・見切りのルールを持とう。あらかじめ決めておくことで随分と、時間の余裕ができる。




ヴィジョンをつくる10の質問

この質問たちは全て、あなた自身の”ヴィジョンの大枠”を教えてくれる内容となっています。

具体的な”要素”ではなく、枠組みのような、ざっくりとした、全体的な、「どう生きるか」のイメージを与えてくれます。

具体的な解決策や、具体的な答えを急ぐのではなく、まずはヴィジョンの大枠を確認していきましょう。

この10の質問について取り組むときは、紙を用意して書き出す事をお勧めします。いくつ書き出してもいいです。自由に思いつくまま答えましょう。

▼動画解説(5分)




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Q1,
今までの人生でお金をかけてきたものや内容はなに?
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Q1,解説

お金をかけてきたものを通して自分にとって好きな要素、素材ジャンル、分野などが見えてくる。これらに時間やお金をかけたとしても、それが何かしら仕事に繋がるように意識して働きかたをつくると良い。

そうすると、自分が好きなことをしても、それが何らかの形で仕事に役立っていると思える。

逆に、自分の好きなことをしている時間や、好きなことにお金をかけても、仕事に何の関係もないと思うと、働くことと好きなことをすることに距離が生まれすぎてしまう。

好きなことをしてもそれが自分や誰かにとって必要なことであり、繋がりがあると感じられるようにすると良い。

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Q2,
好きな空気感はどのような感じ?
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Q2,解説

好きな空気感というのは、生涯を通してあまり変わらない。自分の好きな空気感は、自分自身でいられる空気感のこと。

その空気感が流れていなければ、どんなにやりたい職業についても心から安心して委ねられない。また、好きな空気感の中にいると人は良好なパフォーマンスを発揮することができる。

(空気が悪い時パフォーマンスが落ちる)。好きな空気感をつくる要素や、欠かせないものを見つけ、それは死守しよう。

逆に、好きでない空気感をしっかりと理解し、可能な限りその空気感からは離れられるようにする。

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Q3,
身内や家族とうまくいく距離感は?
うまくいってる時どんな空気感?
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Q3,解説

仕事を優先しすぎて、身近な人との関係性が悪くなってしまっては心の幸福度は下がる。仕事を通して得られる満足感や承認感、幸福感と身近な人との関係で生まれるそれとは、種類が違う。

私たちは、身近な人間関係や家族との関係から生まれる、小さなユニット・コミュニティに属しているというベースの安心感があってこそ、能力や才能を発揮することができる。

身内や家族とうまくいく距離感を見つけることで、その距離感をつくれるような、守れるような働きかたをつくろう。
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Q4,
他者との間に良い空気感が流れるのは、どのくらいの距離感の時?どのような関係性の時?
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Q4,解説

他者とコミュニケーションが円滑にできる距離感は、ひとりひとり違う。ここで、自分にとっての適切な距離感を知っておくと、働きかたやサービスの提供方法などを工夫することができる。

主にクライアントとの関係性を、距離感や空気感から構築し、そこからさらにサービスの提供方法を具体的に決めていく。

自分の好まない距離感や関係性を相手のためだからといって我慢してはいけない。信頼しあえる関係を生むためにも、自分に必要な線引きをはっきりとさせておこう。

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Q5,
スタッフや同僚、ビジネスパートナーたちとのうまくいく距離感は?
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Q5,解説

一緒に働く人や、割と高い頻度で共に働く時間を過ごす相手と、どのような距離感、関係性でいるとうまくいくのか?を過去の体験から見つけていく。

どちらか一方にとって望ましくない距離感にあると、ぎこちなくなったり、仕事がスムーズにはかどらず、意思疎通が難しいと感じる。

コミュニケーションが円滑に進み、心の摩擦がなく、不自然な遠慮や、無理な我慢が生じないためにも、この距離感を理解し可能な限り提示しておくべき。

どうしても求める距離感が合わない人とは、一緒の職場にいたとしても、共同で何かの仕事をしなくていいように、働き方をシフトする必要がある。

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Q6,
苦を感じない、面倒を感じない作業、タスク、行為行動は?
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Q6,解説

自分がどのような行為行動を通して、無我夢中・集中状態を作れるのかがわかる問い。

自分の集中状態を作りやすい作業や行動を知り、それを仕事の時間として多く取れるような働きかたをする。自分の中から時間が過ぎるのが早いときのことを見つけ出すと、何と無く全体的な共有点が見えてくる。

その共有点は働く上で欠かせない要素であり、夢中になれることをすることがそのまま仕事において意味のある時間になるような、働きかたをつくることが重要。

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Q7,
すんなりイメージできる流れや、描きやすいプロセスは?
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Q7,解説

自分の中に生まれやすい流れとそうではない流れがある。料理が得意な人は、どのような手順でやればいいか簡単にイメージできるが、得意でない人はなかなかプロセスが描けない。

目的地までたどり着くプロセスが得意な人もいれば、家を出る前の準備が得意な人がいる。

人にはその人だけが読める流れやプロセスがある。普段当たり前にやっていることが多いので気づきにくいが、周りと比べてみたり過去を振り返ってみたりして、自分の中に自然と生まれやすい流れを発見して、それを働き方に生かそう。

その流れを読む仕事をすれば、苦なく仕事を果たすことができるからだ。

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Q8,
時間を忘れる瞬間や時間が過ぎるのが早いと思う瞬間、なにをしている時?
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Q8,解説

自分がどのような行為行動を通して、無我夢中・集中状態を作れるのかがわかる問い。自分の集中状態を作りやすい作業や行動を知り、それを仕事の時間として多く取れるような働きかたをする。

自分の中から時間が過ぎるのが早いときのことを見つけ出すと、何と無く全体的な共有点が見えてくる。

その共有点は働く上で欠かせない要素であり、夢中になれることをすることが、そのまま仕事にも繋がるのを目指すのが良い。

また、夢中になれる時間を確保できるような働きかたを目指そう。

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Q9,
自分がピュアだと思える瞬間、純粋な心を感じる瞬間はどのような時?感動ポイントは?
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Q9,解説

働くことによって心が荒んではいけない。仕事が自分の心を曇らせるようではいけない。自分の純粋さやピュアな心は常に守られるべきである。

この問いで自分がどのようなことに心動かされ、純粋な気持ちを思い出し、自分の中にある純度の高いヴィジョンや想いを発見するときはいつなのか、それを忘れないこと。

純粋ではいられなくなるような働きかたはしないと決め、いつまでも心が若々しいままでいられるような働きかたを、創ることが大切。

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Q10,
人生においてどのような体験や”時”が必要?
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Q10,解説

人生においてどのような”時”が必要なのか、つまりそれは人生において体験したいことは?という問いと同じである。

”時”を求めることは、働くことだけではなく、限られた時間を生きる上での指標となる。どのような”時”が多くある人生を過ごしたいのか。

感動する時なのか、感謝する時なのか、笑い合う時なのか、深みに触れる時なのか。空を見上げるとき、でも良いし、手をつなぐ時、でも良い。

働きかたが、人生で求める”時”からズレないようにしよう。あなたが人生で体験したいことは何だろう。

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(1)難しく考えずに、潜在意識からポンッと答えがかえってくるイメージで
(2)回答はひとつじゃない。いくつあっても構いません
(3)言語化が難しい部分は、なんとなーくでまずは書いてみる

これらを意識しながら書いてみてくださいね!

マイルールをつくる8つの戦略

■マイルールを創ろう

このレクチャーは、「欲張りな働きかたを創ろうよ」と、提案しているようなものです。自分の心にある夢や希望や欲求を、ひとつたりとも諦めずにいこうよ、と。

そのための戦略を立てよう!ということなのですが、一歩間違えると、ただの「わがまま」にしかなりませんし「わがままな人」にしか、なりません。そこで、私はこう考えます。


戦略立てずに、”雑”にやるから、ただの『わがまま』。他者を振り回すだけ。
戦略を、”丁寧”にやれば、それは『マイルール』。自分らしさの確立につながる。



10の質問もそう、ここからのレクチャー8つの戦略もそう・・・見方を変えれば、ただ『自分にとって都合の良い働きかたを創ろうぜ』という提案をしています。


あなたのマイルールが見えてくることにより、10の質問を通して見えたヴィジョンの全体像へとどのようにしてたどり着くことができるのか?自分自身との約束事が、あなたの道を照らします。


また、8つの戦略を行うことで、自分にとって無駄なことを考える時間が減ったり、自分にとって無駄なことにお金を使わなくなります。

結果、お金と時間を守るためのマイルール、ともなるのです。

ここから一つずつ項目をみていきましょう。


▼動画解説(5分)



■8つの戦略項目


戦略の具体的な立て方・・・というよりは、それぞれの項目が何を表しているのか解説します。


◇メンタル・マインドの創造

他人の価値観と自分の価値観を区別する。自分の持っていたい価値観はなんだろう。逆に、無意識のうちに持っている他者の価値観や世間の価値観はなんだろう。

区別をして、整理をすること。他者の価値観を否定する必要はないが、自分の持ちたい価値観を常に持っていること。

自分は物事をどう捉えたいか、出来事をどう解釈したいのか。優先価値基準をつけよう。この価値観は年齢や状況によって少しずつ変わる。

メンタル・マインド創造のための質問

・やっていても楽しくない(それなのにやってしまうこと、やめられないこと)はなんですか?(それはあなたの価値観ではありません。どんな価値観があなたを突き動かしていますか?)

・あなたが人生で大切にしてきた価値観はなんですか?それは自分の価値観だと胸を張って言えますか?(言えない場合、それは誰の価値観でしょうか?)


◇オリジナリティの創造

「自分らしさ」は誰の中にもあるが、「オリジナリティ」は他者の中で生まれる。自分自身が感じる「自分らしさ」ではなく、他者にとって自分のどのようなところが個性的なのか。

自分がまだ発揮しきれていないオリジナリティはどんな気質なのかを探す。オリジナリティは他者に認知されて初めて活かされる。

また、オリジナリティは自分自身の偏った嗜好からも読み取れる。

何に対して好き嫌いを傾けていくのか、何に対してこだわらずにいくのか、を決めよう。


オリジナリティ創造のための質問

・あなたはどんな人にオリジナリティや独自性、カリスマ性を感じますか?
・その人はどんな表現方法を使っていますか?(言葉、音、イメージ、触覚、視覚的?嗅覚?味覚?)
・自分が最もインパクトを感じる人や作品、物事はどの五感を通して入ってきますか?(味覚、視覚、聴覚、触覚、嗅覚)



◇信頼・信用の創造

信用や信頼を獲得するために重要なのは嘘をつかないこと、そして自分が取れない責任は取らないこと。自分にとって取りたくない責任はなんだろう。

自分にとってどんなことをすると”嘘をつく”ことにつながるのだろう。自分らしく信用や信頼を獲得するためには、自分の心に素直になり、どうしたら誠実さや誠意を発揮できるのかを知る必要がある。

責任の取れないことはしないと決め、自分にとって嘘をつくことになるようなことはしないようにしよう。


信頼・信用の創造のための質問

・あなたが今まで後悔してきたことの共通点はなんですか?
・そこにはどんな自分がいますか?
・過去どんな嘘をついて後悔していますか?
・今までの仕事を振り返って、責任を取る能力がないと思う分野はどこですか?
・責任取れないのに責任を取ろうとしたことはありますか?また、その理由は?



◇専門性の創造

専門性をもつということは、他者と関わる上で自分の役割をはっきりと示すのに重要である。自分の専門性を発揮することができるということは、自分の役割を全うすることができるということであり、自分の信頼獲得にもつながる。

あなたの得意なこと・できること・長けていることは、誰にとってどのような時、必要とされるだろうか。

いくつものパターンを見つけ、自分という存在がどのように自分以外の者と関わることができるのか、その可能性を見出そう。


専門性創造のための質問

・あなたがやっていても苦ではないことはなんですか?
・人より長けていると思う才能やスキルはなんですか?
・くだらないけど上手にできる、はやくできる、たくさんできることはなんですか?
・人の役に立つためにどのように磨くことができますか?



◇豊かな日常の創造

豊かな日常に欠かせないのは、豊かな休養の時間である。ただ身体を休めるだけではなく、心も休まり、元気にまた活動できるようなエネルギーチャージのポイントを満たさなければいけない。

自分だけにとっての、最高の休みかたはどのようなものだろう。どのような時間を過ごすことで、自分のエネルギーチャージは完了するだろう。

自分が豊かな日常を感じ満たされることができるために必要不可欠な要素を決めよう。


豊かな日常のための質問

・あなたの心が軽やかになるのはどのような時間の後ですか?
・身体が軽く感じたのはいつですか?
・身体の軽さは何によって生まれますか?
・心が軽い状態のために必要な時間や関係性は?



◇成長・発展の創造

何かに対する知的好奇心や成長欲というのは私たちにとって欠かせないものだ。これが欠けてしまうと、何かが物足りないような気がしてくる。

自分にとって人生で学びたいこと、学習したいこと、習得したいスキルを知っておくことが大切だ。

そして、それらを学ぶ時間は仕事や収入に直接繋がらなかったとしても、できることから日常の中に取り入れてみる。

仕事や収入、利益やメリットにつながるわけではなく、結果などに追われることもなく夢中になれる学習要素を見つけよう。(最高の趣味)


成長・発展のための質問

・好奇心や興味の向きやすい世界や分野はなんですか?
・昔やろうと思ってやらなかったことで、今なら楽しめそうなことはなんですか?
・いつ何をしていると童心に戻れますか?
・心が若返る学びは何がありますか?



◇ヴィジョン・理念の創造

ヴィジョンは何をするにしても常に大切である。自分にとってヴィジョンを描くベストな方法を見つけることが大切だ。どのようなことをするとヴィジョンが描きやすいか。

または、どのようなことがヴィジョンを描くことを邪魔するのかを見つける。時間軸は遠い未来か、近い未来かどちらが描きやすいか。

映像なのか言葉なのか、それとも感覚なのか。自分がヴィジョンを描くのにどの方法が向いているのかを知っておこう。


ヴィジョンを描くための質問

・インスピレーションは何で降りてきますか?(視覚イメージ?音?声?触覚?感情?)
・ひらめきやすい時間帯やタイミングはいつですか?
・インプットしている時かアウトプットしている時、どちらがワクワクしますか?



◇集中力・行動力の創造

自分はどういう環境の時、どういう状況の時、どういうことをすると集中力が増すのか。行動力はどんな時だと増すのか。

逆に、どういう時、どういう環境だと集中力や行動力が減るのか。 今までの自分を振り返り、集中力と行動力に必要な要素を見つける。自分はどうしたら集中できるのかを見つける。

待っていても集中力や行動力は勝手にやってくることはない。自分にとって集中力や行動力が生まれるためのマイルールを見つけよう。


集中力・行動力創造のための質問

・たくさんのことを同時進行の方がいいか、一つのことを一つずつのほうがいいか?
・どのくらいの時間的余裕があると落ち着いて作業できるか?
・最近集中して時間があっという間だった時は、どんなことをしていましたか?
・今までのことを振り返って、集中力や行動力が良い時の共通点を探しましょう。

マイポジションをつくる8つの役割

マイルールを決めたら次は、もっと具体的に未来に向けた準備をしていきたいのです。今の状態をさらによくするもよし、新しい未来に向けて大きく舵を取るもよし。これから解説する8つのポジション戦略を通して、あなた自身の役割を見つけていきます。


自分自身の最適なポジション・役割を見つけることが重要な理由は、以下の通りです。

(1)自分に向いていない役割を担うと、パフォーマンスが悪くなるから
(2)自分の役割がわかっていないと、時間や労力を無駄にするから
(3)自分の役割を間違えると、疲れる・時間を奪われる感じがするから
(4)自分の役割がはっきりしていると、他者と仕事をしやすいから
(5)自分に合っている役割を知っていると、専門性を磨くことができるから



誰にでも、合っている仕事と合っていない仕事があります。

自分に合っている仕事のことを私は”アサメシマエ”の仕事と呼ぶことがあるのですが、ひとりひとりが自分の”アサメシマエ”を出し合って、自分のやるべきことに集中できたら、もっと良い結果が生み出せると私は考えています。


■それぞれの具体的な解説

それぞれのポジションについての簡単な解説はこのようになります。


◇リード

Leadのポジジョンにいる人たちは、目標を掲げ、ヴィジョンを描き、理念を持つ人たち。リードの役割を持っている人、あるいはそのような才能に長けている人は、未来に向けて問題意識を抱えながらも、理想とする世界を創る手助けをする。

個人やチーム、組織の行なっていることなどから、理念やコンセプト、最も重要とする理念やヴィジョンを見付け出し、全体のエネルギーがその方向性へと向かうように統治する。大切にしているコアを、ヴィジョンや目指すべき世界として表現し、チームを束ねる。

生み出されるものや商品、サービスや働き方など、全体を統括し、掲げた目標やヴィジョンに向かうように導く役割。リードのポジションにいる場合は、細かいところに意識をとらわれ過ぎず、目標やヴィジョンへとしっかり誘導し、全体を把握している必要がある。


こんなタイプが向いています。

夢や理想があるタイプだ
大きなヴィジョンを描くことは得意
細かいことはしたくない
全体を見渡していたい
クリエイティブなことよりも決めたルールをちゃんと守る方が得意


◇コンバイン

Combineのポジションにいる人は、何かと何かをを結びつける役割を担う。アイデアとアイデアを結びつけたり、様々な要素を組み合わせたり、まだ何の意味も持たないような要素を、他者の需要と繋げることができる。着想をすることに長けている。

一見すると結びつかないものであっても、コンバインすることによって新しい何かが生まれ、物事が発展する。利用価値のなさそうなものに何かアイデアを結びつけることによって、新しい価値を見つけ、そこから企画や具体的な商品の形などが生まれる。

コンバインのポジションにいる人は、常に要素と要素から新しい何かを生み出せないか、考える必要がある。

意味のないもの同士をくっつけて意味のあるものにすることや、価値のないものと何かをくっつけて価値のあるものを生み出す、といった、新しい化学変化をもたらす役割。


こんなタイプが向いています。

”これは何かの役に立つのかな?”といつも考えてしまう
人の話を聞いているとどんどんアイデアが湧いてくる
何かと何かを組み合わせることが好きだ
0からつくるよりもコーディネイトやスタイリングが好き
(例えるなら、ファッションデザイナーよりファッションスタイリストの方がいい)
アレンジや工夫することが楽しい



◇ディレクション

Directionのポジションにいる人は、具体的な計画やプロセスを描き、それを実行しやすいように、または実行する上での問題や難題を事前に解決する役割を担う。万が一のために様々なケースを想定することができ、そういったシチュエーションにも対応できるように策を練ることに長けている。

効率性や合理性を重要視し、情報を整理整頓することに長けている。また、目標や期日を守ることができたり、実行がスムーズに遂行されるように、誰でもわかるようなプランニングを立てる。ディレクションの役割を担う場合は、問題を予測する能力も持っていることが重要となる。

またそれに対する柔軟な解決策を持ち、適切な準備を見つけ、適切な人へと作業分担と指示出しをする必要がある。全体を見渡しながらも短期的な目標設定とプロセスの計画をする役割。


こんなタイプが向いています。

プロセスが気になる
準備をしないと気が済まない・安心できない
具体的な道筋が決まっていないと行動できない
先々のことを予想することが好きだ
先回りして準備をしたり計画立てている時が一番楽しい
(旅行よりも旅行の計画することが楽しい)
できれば難しいことは考えたくない



◇コミュニケイト

Communicateのポジションにいる人は、伝えること、伝わるように工夫する策を練ることが主な役割。一般的なマーケターと呼ばれる人たちはこのような役割にいる。伝えたいことをより伝わる形にすることや、伝わりやすい方法をとる、その戦略を作り実行することに長けている。

既にいるクライアントや、まだ見ぬ人々に対する興味を持ち、購買心理にも関心がある。感情移入することはなく、良い距離感でどう他者と関わることが、自分たちの行なっている仕事の良さや商品の素晴らしさが伝わるのかを考える必要がある。

伝えたいことを知りたい人伝え、欲しいものを欲しがっている人たちに届ける、そのためのプランを考え、実行するためには何をすればいいのかを考え、自分たちがどのようなプロモーションをすれば、ヴィジョンや理念を形にできるのかを考える役割。


こんなタイプが向いています。

どうやって表現すると伝わるのかを考えてしまう
CMやプロモーションを見るのが好き
周りの意見を聞いたり他者に共感することが苦ではない
サプライズとか考えるのが好き
みんなが喜びそうなことを考えることが苦ではない
どうやったら巻き込まれるのかを知りたい(人の心理が知りたい)



◇プラクティス

Practiceとは、実行する、実践する、熟練させる、といった意味合いを持つ。小規模のチームや小さい会社、または個人事業主などの場合は、メンバー全員がこの役割を同時進行で担う。このポジションにいる人は、頭を使うよりも手足を多く使い、やるべきタスクや作業を淡々と仕上げることができる。

クリエイティブな結果よりも、期限や指示されたクオリティを最重要視し、コツコツと手を動かす必要がある。この役割の人たちがいることで、チームの計画はしっかりと働く。

また、この役割にいる人たちは、他者の要求を自分の考えや独自解釈で歪めすぎることなく、ただシンプルに物事を実行する必要がある。

失敗などから学習し、次に活かすことができる。表面的には地味ではあるが、このポジションがいないと何事も実現できない。難しく考えずにやることをやれる実行力・集中力、そういったのを兼ね備えている。


こんなタイプが向いています。

コツコツとただやるべきことをやることが得意。
夢とか目標とかそういう遠い未来よりも今が大事。
誰にも邪魔されず淡々と物事を進めたい。
できれば自分で考えずに指示をされたい。
改良や改正の余地が見えてしまう。
もっと良くなる方法をいつも考えている。



◇アナライズ

Analyzeのポジションの人は、データを収集し分析することが主な役割。すでにデータがある場合はそれを分析・解析し、データなどがない場合はそれを集める具体的方法を実行する。

実際に数値化されたデータだけではなく五感から入ってくるデータや、他者の声、全体の流れなども含めた、総合的な情報を分析し、解析し、それをリードやコミュニケイト、ディレクションなどに伝達することに長けている。

また、ただの分析だけではなく、自分たちにとって必要な情報となるように解析し、より改善されたり目標が達成されたりできるような具体策へと繋げることが必要で、様々な方面に関するリテラシー(読解力)が必要となる。データを入手するところから解析するところ、それを具体的な策へと繋げるところまでを担っている役割。

このポジションの人たちは読解力と言語化力を磨くことが重要である。


こんなタイプが向いています。

数字の変動やデータを見ることが好き、楽しい。
現状がどうなっているのかを理解したい、理解することが楽しい。
客観的な視点を常に持ってしまう(情熱や熱がなかなか持てない)
よくアドバイスを求められる
自分の考えを検証・実験することが好き



◇アドバイス

Adviceのポジションにいる人たちは、そのチームやそのビジネスとは直接的な関係がないことが多く、客観的な第三者として必要な意見を述べる人。顧問のような存在。高い視座や、少し距離を置いた関係者としてチームと関わり、より客観的な助言をする役割。

また、必要な時に何かしらの協力やサポートをし、他者と繋げたりもする。アドバイスの役割を担う人が一人でもいることで、チームの活動はより拡大することができる。

私情を挟まずに、感情をコントロールできる冷静な第三者がいることで、チームはより良い方向へ舵を切ることができるため、アドバイスの役割はもっと大きな世界とそのチームや個人を繋げること。適切な距離感で適切なアドバイスと協力をすること。

一般的なコンサルタントはこの役割だと定義している。


こんなタイプが向いています。

チームよりも個人主義が好き
他者と協力し合うときにある程度の距離感が欲しい
大きな責任を取りたくない・取れない
自分の考えや過去の教訓を他者に共有したい
いい距離感で多くの人と関わり、色々な世界を見てみたい
一つのところ以外にも所属したい(一つのところに所属できない)



◇ディスカバー

Discoverとは、発見すること。何気ないところから新しい気づきや発見をし、多くのアイデアを出していく役割の人たち。ディスカバーをする人たちは、狭い範囲ではなく広い範囲に視野を向けて、色とりどりなアイデアや発見、気づきや、新しい要素を見つけることが重要である。

多方面に意識を向け、様々な知見を持ち、情報を集めることに長けている。知的好奇心に溢れ、色んな情報を収集するため、パッと見は関係がないようなものでも構わず、とにかくよりたくさんのアイデアを持つことがこの役割においては大切。

ディスカバーのポジションにいる人たちが見つけてきたキーワードやアイデア、発見などを、コンバインへと繋ぎ、自分たちにとって必要な情報へ変えていく。ディスカバーの人たちは交友関係を広めに持ち、新鮮なアイデアと常に触れ合っていることが重要でもある。


こんなタイプが向いています。

意識が多方向に向くので落ち着きがない。
好奇心や興味のある対象が広く、まとまりがない。
いろんなことを知りたい、情報を集めることが得意。
たくさんのアイデアが浮かぶ(でもその先が見えない)
いろんな発見や気づきを常にしてしまう
学ぶことや体験することが大好き(でも三日坊主、一つにハマれない)



▼動画で解説はこちら(5分)

過去貯金について

レクチャーが大変長いため、一部のみ公開&まとめ部分公開による解説のみとなります。

■あなたのお客さんは誰か?

会社勤めしていると、会社のお客さんがお客さんになってしまいますが、あなたにお金を支払うのが会社なら、本来社員にとってのお客さんは会社なのです。

いまいちピンとこないかもしれません。しかし、お客さんから感謝された対価としてお金をいただくなら、直接お給料をくれる会社が、第一のお客さんだと常に意識していることが重要なのです。

そうしないと、多くの人が自分の後天的なスキルを活かせない場所にい続けてしまいます。後天的なスキルを重要視し、価値があるものだと評価してくれない環境、つまり・・・

あなたの価値も表現できないし、あなたの価値を受け取るお客さん(会社)もいない場所にいる、ということ。自分の後天的なスキルや能力を必要とし、認めてくれるところにいましょうよ。


そこはめげてはいけないし、諦めてはいけないと私は思っています。 ついつい会社が偉い、と思ってしまうけれど、果たして本当にそうなのでしょうか?


あなたの価値を受け取ってくれなければ、あなたがどんなに価値を持っていても、それから得られる対価はありません。

だからこそ、自分の後天的なスキルはもっと前に出して、もっと形にして、もっと売り込んでいい。

それを評価し、それを買ってくれる人(会社)と付き合う、と決めて欲しいのです。 あなたのお客さんは、あなたの価値を受け取って、あなたに対価を支払ってくれる人(会社)だと考えて欲しい。


私も実際に、会社との契約をすることがあります。BtoBという形式をとる、ということです。その会社に入って仕事をするので、実際には雇われ社員のようなものですね。会社と会社の契約ですが、実質そこの社員となって働くわけです。

この時に、チェックするポイントが二つ。

(1)自分の先天性の強い気質が「だからこそいい」と言われる環境なのか

わたしは、会社に毎日来いと言わあれたらパフォーマンス落ちる。言語化と体系化が得意なので、そういうのが苦手な人たちがたくさんいた方がいい(仕事の奪い合いにならないから)


(2)後天性の強い気質が「それ、欲しい!」と言われる環境(会社)なのか

お金くれるのは会社なので、その会社が必要としているものと、自分の後天的に身につけたスキルがマッチしているか、チェックします。


『文章の編集や構成』と『コミュニケーションスキル』を必要としている会社だったので、バッチリビンゴ!なので、お仕事をすることに決めました。(リアルな話です。)

この時、私は自分の後天的なスキルを必要としている会社に決めます。なぜなら、その会社がお客さんだからです。

その上で、その会社そのものも環境なので、先天性も後天性も、環境から考えることが最重要です。


■後天性の強いものの表現方法

後天性の強いものは、伝授したり、教えたり、自動化できたりするので、必要としているお客さんに合わせて、今あなたのできる可能な限りの方法で届ければいいです。 わたしは後天性の強いスキルを、直接販売することもあります。

潜在意識に関するセミナーもそうですし、今やっているレクチャーもそう。

わたしが当たり前にできたわけではなく、なんとか必死になって身につけたスキルですから、それを直接必要としている人に販売する方法もできます。

逆に、後天的なスキルを必要としている会社に出会ったら、そこでも売ります。相手が一人の人間か、法人という人間か、それだけのこと。

可能ならどちらもやればいいですよね?本業はどこかに勤めながらも、副業で自分でやってもいい。

そうすると、少ない時間でお金を増やすことが可能になります。表現方法はいくつあってもいいのです。

ただし、この後天性の強いものは、先天性の強いものとは違って他者に証明していくことが重要となります。

先天性の強いもの→→普通にやって、普通に活かす、言わず売りにもせずただ実行する

後天性の強いもの→→売りにする、自分の商品そのものにする

このくらいはっきりと分けてもいいです。


■教訓はどうする?

教訓のとはずばり、マイルールのようなもの。自分との約束事、契り、ですよね。

自分の過去の教訓を、つまりマイルールを発揮してはいけない環境だと、まずダメです。自分を裏切ることになるからです。

教訓を過去から見つけたら、それを後天的なスキルとして、誰かに直接販売してもいい。 または、その教訓を”売り”にしてもいい。

とにかく死守して欲しいのは、自分が過去から得た教訓を破らなければいけないような、そんな環境には身を置かないことです。

教訓の表現方法はたくさんあります。 それを自分の深み、にすることもできるし、他者の生き方や働き方に影響を及ぼすような感じでもいい。

例えば講演家、というのは教訓を提供している、ともいえます。教訓を、講演するという表現方法で活かしている、と言ってもよいでしょう。

セミナー講師となると、どうでしょうか?教訓を直接ではなく、後天的なスキルを販売しながら、教訓を深みにしている場合が多いですよね。

会社勤めの場合はどうでしょう?教訓はその人のマイルールですから直接売るようなものではないかもしれませんが、周りの人に影響を与えることもあるでしょう。

自分でビジネスをやっている人なら、教訓は表現しやすいです。組織やチーム内では、教訓はシェアしあって、よりよい方向へ向かう手助けをするものへ変わります。

わたしの教訓。これは、セミナーの作り方や、実際に講座の中で伝授しています。わたしの教訓が、わたしのビジネスの深みにつながるのです。

あなたの今いるとこと、今やっていることは、あなたの教訓を活かせる場所ですか?

あなたのが教訓やマイルールを破らなければいけないようなところにいたら、そこからは去ってください。

あなたの教訓やマイルールが、あなたの深みにつながるような、そんな方法はなんですか?


このように問いかけをしてみてくださいね。


■過去貯金についてのまとめ

『過去貯金』を下ろし、活かし、表現していく方法のレエクチャーでしたが、ここまでの話をざっとまとめておきます。

  1. 先天性の強いものを発見しよう。

  2. 後天性の強いものを発見しよう。

  3. 先天性の強いものを発揮しても、先天性の強い自分が出ても「だからこそよい」と言われるくらいの環境はどこだろう?どんな働き方だろう?どんな場所だろう?どんなチームだろう?イメージしてみよう。

  4. 後天性の強いものを『欲しがっている』お客さんがいる場所はどこだろう?どの分野だろう?どんなジャンルだろう?どんな環境だろう?イメージしてみよう。

  5. あなたの過去の教訓やマイルール、自分との約束事を守れる場所はどこだろう。どんな働き方だろう。

  6. あなたの教訓が、あなたの深みになるとしたら、今日からどんなことを、どんな形で表現する?自分の教訓をどう実行する?何を始め、何をやめる?ブログでもいい、本を書くでもいい、誰かに話すでもいい、何かしらの形で教訓を残してみよう。


そして・・・3〜5までの条件が揃う働き方をすると決めよう。そういう場所があるなら行く。それがないなら、創る。

・・・はぁ。。。なんか、読んでるだけで大変そう・・・という声が聞こえてきそうですね。

わたしも、そう思います(おい!)

だけど、大変というか、エネルギーを使うのでそりゃ、まぁ、今まで考えたことがなかったところから、重要なことを決めるというのは体力が必要ですよね。

しかし、これらを通して、あなたの未来の時間とお金は守られます。生まれることもあります。

ただボーッとしてたら流れる時間が、投資に変わり、有意義になります。奪われにくくなりますし、過去を生かすことができたらそれだけ時短なのです。

あなたの時間とお金を守り、時間とお金を創る働きかたをするために、今こそ、ここで本腰入れて考えてみませんか。

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